小千谷市議会 > 2014-06-27 >
06月27日-03号

  • "民生産業委員会委員長報告"(/)
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  1. 小千谷市議会 2014-06-27
    06月27日-03号


    取得元: 小千谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    平成26年  第2回 定例会            平成26年小千谷市議会第2回定例会               平成26年6月27日(金曜日)                                             ◎議事日程 第7号                                   第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 議案第55号 小千谷市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について       第 3 議案第56号 平成26年度小千谷市一般会計補正予算(第1号)について       第 4 議案第57号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について  第 5 請願第 5号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願               ……以上4件一括上程 総務文教委員長報告              第 6 請願第 3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願                    ……民生産業委員長報告                       第 7 議案第61号 財産の取得について                         第 8 発議案第2号 流雪のための揚水機場新設に伴う水利使用許可についての意見書     第 9 発議案第3号 「手話言語法」制定を求める意見書                  第10 請願第 3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願         第11 発議案第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書 第12 請願第 4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の           提出を求める請願                          第13 閉会中の継続調査の申し出について                                                                      ◎本日の会議に付した事件                                日程第 1 会議録署名議員の指名………………………………………………………………………95日程第 2 議案第55号 小千谷市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について     日程第 3 議案第56号 平成26年度小千谷市一般会計補正予算(第1号)について     日程第 4 議案第57号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について日程第 5 請願第 5号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願               ……以上4件一括上程 総務文教委員長報告…………………………96日程第 6 請願第 3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願                    ……民生産業委員長報告………………………………………………102日程第 7 議案第61号 財産の取得について……………………………………………………103日程第 8 発議案第2号 流雪のための揚水機場新設に伴う水利使用許可についての意見             書…………………………………………………………………………108日程第 9 発議案第3号 「手話言語法」制定を求める意見書…………………………………117日程第10 請願第 3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願…………118日程第11 発議案第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見             書…………………………………………………………………………118日程第12 請願第 4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見             書の提出を求める請願…………………………………………………120日程第13 閉会中の継続調査の申し出について……………………………………………………121                     ◇◇◇                     ◎出席議員(14人)   1番   久 保 田  陽  一  君   2番   阿  部  正  行  君   4番   長 谷 川  有  理  君   5番   吉  﨑     進  君   6番   山  賀  一  雄  君   7番   田  中     淳  君   8番   川  上  直  栄  君   9番   風  間  健  一  君  10番   柳  田  宏  光  君  11番   本  田     剛  君  12番   久 保 田  久  栄  君  13番   風  間  順  一  君  14番   吉  原  正  幸  君  16番   横  田  夘  一  君                                             ◎欠席議員(1人)   3番   山  本  道  男  君                                             ◎説明のため出席した者  市  長  谷  井  靖  夫  君  副 市 長  大  塚  昇  一  君  総務課長  渡  邉  辰  男  君  企画政策  山  﨑     淳  君  課  長  危機管理  草  野     薫  君  課  長  税務課長  鈴  木  喜  一  君  市民生活  田  中  俊  明  君  課  長  社会福祉  竹  田  幸  雄  君  課  長  保健福祉  池     昭  一  君  課  長  農林課長  岡  村  忠  栄  君  商工観光  水  内  弘  明  君  課  長  建設課長  羽 毛 田  昌  敏  君  消 防 長  安  藤  高  志  君  会計管理  長 谷 川  秀  樹  君  者兼会計  課  長  教 育 長  太  田     剛  君  教 育 委  阿  部  善  宏  君  学校教育  課  長  教 育 委  丸  山     宏  君  生涯学習  スポーツ  課  長  監査委員  佐  藤  昭  夫  君  監査委員  佐  藤  甲  三  君  事務局長  ガス水道  佐  藤  忠  之  君  局  長                                             ◎職務のため出席した議会事務局の職員  議  会  西  脇  直  樹  君  事務局長  参  事  目  﨑     通  君  上  席  風  間  光  子  君  副 参 事  主  査  佐 々 木  秀  信  君                     ◇◇◇ △午前10時20分開議 ○議長(風間順一君) これより本日の会議を開きます。   ただいま出席議員14人、欠席議員1人で定足数に達しております。欠席議員中、欠席通告議員山本道男議員であります。   議会運営委員長の報告を求めます。   吉原正幸君。               〔14番 吉原正幸君 登壇〕 ◆14番(吉原正幸君) 御報告申し上げます。   本日午前9時30分から議会運営委員会を開催し、本日の議事運営について協議いたしました。   本日は、まず各常任委員会に付託された議案等について、各委員長の報告を行い、討論の後、採決を行います。   次に、追加議案として財産の取得1件、発議案として意見書3件を上程し、即決でお願いいたします。   なお、請願第3号については、日程第6では採決を行わず、日程第10で行います。   以上であります。 ○議長(風間順一君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。よって、朗読を省略いたします。   次に、議員各位のお手元に配付されておりますが、市長から書面をもって報告第5号が報告されておりますので、ごらんいただきたいと思います。                     ◇◇◇ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(風間順一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において4番長谷川有理議員、16番横田夘一議員を指名いたします。                〔「了承」と呼ぶ者あり〕                     ◇◇◇ △日程第2 議案第55号 小千谷市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について △日程第3 議案第56号 平成26年度小千谷市一般会計補正予算(第1号)について △日程第4 議案第57号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について △日程第5 請願第 5号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願……以上4件一括上程 ○議長(風間順一君) 日程第2、議案第55号から日程第5、請願第5号までの以上4件を一括して議題といたします。   本4件並びに日程第12、請願第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の提出を求める請願に関して、総務文教委員長の報告を求めます。   田中淳君。               〔7番 田中 淳君 登壇〕 ◆7番(田中淳君) 平成26年第2回定例会総務文教委員会委員長報告を申し上げます。   去る6月10日の本会議において、総務文教委員会に付託されました議案第55号から議案第57号まで、請願第4号及び請願第5号の5件について、本委員会における審査の経過及びその結果について報告を申し上げます。   本委員会は、6月11日及び12日の2日間にわたり開催し、関係課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。   なお、審査の方法で、議案第56号については民生産業委員会との連合審査会といたしました。   まず、議案第55号 小千谷市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   審査の過程では、消火器の種類等の明示について、消火器の当日の確認等について、対象となる催しの範囲について、露店の間隔及び隔壁等の安全対策について、火災予防上必要な業務に関する計画書に保険加入の有無の記載について、計画書の作成者及び提出者について、当日出店する露天商について主催者が事前に計画書を作成及び提出することについて、届け出違反行為に対する刑について、規則の内容の公表時期についてなどの質疑があり、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第56号 平成26年度小千谷市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。   連合審査の過程で交わされました主たる質疑について、まず歳出から申し上げます。   2款総務費において、地域福祉基金積立金の財源について、災害弔慰金の内容及び財源内容について、雪害による災害弔慰金の前例について、高齢者への除雪機運転講習会の開催について、災害弔慰金の支給額と年齢との関係について。   3款民生費において、少子化対策連携推進員の業務内容及び推進員の構成について、片貝保育園駐車場用地として購入する場所について、片貝保育園以外の保育園の施設整備について、駐車場整備の目的について。   9款消防費において、煙体験資機材の内容について。   10款教育費において、小学校のつり天井落下防止対策に伴う設計業務委託の内容、対象校、委託の必要性、財源について、工事の内容、工事費の概算額、予算計上の仕方、安全基準、財源、平成26年度当初予算に計上しなかった理由について、当初設計でつり天井にした理由について、つり天井安全基準についての国、県、市のこれまでの経過、対象施設について、つり天井の撤去内容、音響、断熱への影響について、学校以外の施設のつり天井対策について、コミュニティ助成事業の内容について、白山運動公園施設整備工事の内容、今後の大会利用についてというものがありました。   意見として、学校整備について、3月議会で総文単独や総文協議会での説明ができたと思いますし、総文2段構えで説明する時間がなければ議員協議会で説明があってしかるべきです。補正で少額の予算づけをして、あとの本体工事は専決でという安易な発想で、説明もあやふやでありました。以後段階を追ってきちんとやるようにしていただきたい。国や県の補助事業が絡むものについては、特に担当は情報の収集、財源が国、県からある程度あるとするならば、財源をいかに小千谷に持ち込むようにするか。そのためには情報を収集していただきたいですし、国や県の指示待ちで、来たら動くではほかの市町村におくれをとりますので、国や県の情報を早く収集して迅速に対応できるような体制をとっていただきたいというものがありました。   歳入では、質疑、意見はなく、総務文教委員会では、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第57号 平成26年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。   審査の過程では、工事補償金対象工事の内容について、移転補償金導水設備工事費との差額について、当初予算と補正予算で行う理由についてなどの質疑があり、意見、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、請願第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の提出を求める請願について申し上げます。   審査の過程では、記1の文章中、「OECD諸国並み」を意見書で削ることについて、日本の現在の教育環境の中で「豊かな」という文言を入れることについて、学級における適切な人数について、学級人数減教職員増員との効果の比較について、政府のことでなく小千谷の状況で意見書を提出することについて、「OECD諸国並み」という文言の取り扱いについてなどの質疑がありました。   意見はなく、討論として、OECDというのは国際的な基準ですので、単に豊かというのは曖昧で、施政者によってどのようにも判断ができますので、OECDという基準を入れて請願を通すことに賛成というものがありました。   採決の結果、全員異議なく本請願は採択すべきものと決しました。   次に、請願第5号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願について申し上げます。   審査の過程では、海外での武力行使を全て容認すると記載していることについて、抑止力としての捉え方について、海外で武力行使ができないため日本人を救出できないことについて、集団的自衛権の必要性について、集団的自衛権の行使を一内閣の解釈で変更されることについて、海外で一緒にいる他国を助けることができる解釈と考えることについて、非核平和宣言をしている市としての考え方について、請願者のおぢや9条の会の組織について、集団的自衛権の議論がまだ定まらないので、もう少し討論をすることについて、石油の輸送を確保し、国を守るため、この請願の意見書を提出する時期についてなどの質疑がありました。   意見、討論はなく、採決の結果、可否同数であり、委員長において本請願は採択しないものと決しました。   以上で総務文教委員会に付託されました議案3件及び請願2件についての委員長報告を終わります。   なお、不足の点は委員各位より補足をお願いいたします。 ○議長(風間順一君) 委員長報告に対し、補足説明はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、発言を許します。   4番長谷川有理君。               〔4番 長谷川有理君 登壇〕 ◆4番(長谷川有理君) 私は、請願第5号に対し、賛成の立場で討論を行います。   日本は、立憲主義国家であり、政府の統治は憲法に基づき行い、政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれています。また、日本は民主主義国家であり、主権者は国民です。その意思決定は、国民の合意により行います。しかし、現在憲法9条の解釈変更によって日本の軍事行動への制約を解除し、集団的自衛権を容認しようとする安倍内閣の動きは、そもそも憲法によって行政のトップたり得ている内閣がその憲法をねじ曲げて立憲主義や三権分立の原理原則を飛び越えた中で閣議決定しようとしているものであり、日本の民主主義を破壊し、立憲主義を否定するものです。その時々の政権の判断によって憲法解釈を変更するということは、国家権力を国民の側から縛るという近代民主主義の基本中の基本であり、先進国なら当然備えている立憲主義を壊す大問題です。   集団的自衛権は、自衛という名はついていますが、自分の国は武力攻撃を受けていないのに外国に加えられた武力攻撃を阻止する権利とされ、およそ自衛とは言えません。さらに重大なのは、第2次世界大戦後の世界の歴史を見ると、集団的自衛権が他国防衛のために発動された例はほとんどなく、大部分が他国を侵略する口実になってきたことです。アメリカによるベトナムへの軍事介入、または旧ソ連によるアフガニスタンへの介入などです。イラク戦争では、米軍は4,488名、米軍以外のイギリス、イタリア、ポーランド、スペインなどの有志連合軍は318人が犠牲となりました。アフガン戦争では、米軍は2,331人、アメリカ以外のイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、スペインなどの国際治安支援部隊では1,127名の犠牲者が出ました。なぜアメリカの紛争、戦争介入に米軍以外の多くの犠牲者が出たのか。それは、日本のような武力行使してはいけない、戦闘地域に行ってはならないという日本国憲法平和条項のような歯どめがなかったからであります。政府が求められることは、変更を急ぐことではなく、国会と国民の中から議論を通じた合意をつくることです。   新潟県でも6月21日現在、湯沢町、阿賀野市、五泉市で集団的自衛権行使容認反対の意見書が可決されております。新潟市議会は、本年3月20日に集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書を可決し、これまでの歴代政府は、従来からの集団的自衛権の行使を認めないという憲法解釈に立って体系的な議論を維持してきた。時の政権によって憲法解釈の変更が容易になされてよいとするのであれば、憲法の国家権力を規制するという最高規範としての存在意義すら危ういものとなる。よって、政府においては、集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関しては、国民的議論なしに政府による憲法解釈の変更がなされることがないよう強く要望しますと意見書を提出しております。また、阿賀野市議会は、立憲主義を堅持する立場から、閣議決定により憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認しないことを強く要望しますとの意見書を6月20日に可決しました。   小千谷市は、平成4年6月23日、非核平和都市宣言を議決しています。その中で、「美しい自然と平和を愛する心は、私たち人類の共通の願いです。しかし、今なお、核兵器の脅威をはじめ、悲惨な争いがあとをたたず、人類の平和と地球環境が脅かされています。私たちは、世界でただ一つの被爆国の国民として、非核三原則を堅持し、すべての国のあらゆる核兵器がすみやかに廃絶され、人類永久の平和が確立されることを強く願うものであります。小千谷市民は、平和を願う心を結集し市民一人ひとり平和達成のために努力することを誓い、わが小千谷市を「非核平和都市」とするものであります」とうたっています。経済の好転を願う余り、わらをもつかむつもりですがったそのわらが毒蛇だったというのは、20世紀半ばにドイツや日本で起こったことです。非核平和都市宣言に恥じないためにも、紛争を戦争へと発展させる集団的自衛権の容認と解釈改憲に反対します。   自民党の歴代総理は、集団的自衛権の行使を認めてきませんでした。昭和47年の田中角栄内閣においても、「他国への武力攻撃を阻止する集団的自衛権の行使は憲法上許されない」と答弁されています。これは、岸、鈴木、中曽根、小泉歴代総理も同じことを国会で答弁されています。   国民主権、立憲主義民主主義をうたい、市民とともに歩み、市民の福祉向上のために力を尽くしている小千谷市議会として、閣議決定による憲法解釈を許さず、慎重な十分な国民的議論を求めるべきと考えます。   請願第5号について、以上をもちまして私の賛成討論といたします。 ○議長(風間順一君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。   風間健一君。 ◆9番(風間健一君) 私は、請願第5号 集団的自衛権をめぐる憲法解釈に関する意見書の提出を求める請願に賛成の立場から討論いたします。   今安倍内閣は、平和憲法のもとで歴代内閣が一貫して守ってきた集団的自衛権の行使は許されないという憲法解釈を根底から覆して、集団的自衛権の行使を容認し、日本を海外で戦争する国にしようとしています。   集団的自衛権の行使とは、日本の国を守ることでも国民の命を守ることでもありません。その本質は、アフガニスタン戦争イラク戦争のような戦争をアメリカが起こしたときに、これまでの自衛隊法に明記されていた武力行使をしてはならない、戦闘地域に行ってはならないという歯どめが外され、自衛隊が戦地まで行って軍事支援を行うという、すなわちアメリカの戦争のために日本の若者の血を流させることであります。   最近安倍内閣は、集団的自衛権の発動要件を厳しく限定するといいます。しかし、自民党の高村副総裁は、中東ペルシャ湾での機雷除去を「弾丸が飛び交う中でやるかやらないかは政府の判断だ」と述べています。つまり一度集団的自衛権の行使を許せば、時の政府の解釈次第で世界中どこでも自衛隊が派兵され、戦争する国、殺し殺される国になってしまいます。   かつて防衛庁の防衛研究所長だった小池清彦加茂市長は、「戦争に巻き込まれると多くの死者が出る。そうなると、自衛隊に入る人がいなくなって徴兵制をしかなければならなくなり、私たちの子や孫が血を流すことになる」と語り、集団的自衛権行使にきっぱりと反対しています。   また、集団的自衛権行使容認のもう一つの問題は、日本の憲法を頂点とする日本の法体系の根本理念である立憲主義を否定するという大問題であります。恒久的平和主義平和的生存権の保障、戦争の放棄は、日本の憲法の基本原理であり、時の政府の解釈で憲法解釈を変更することは、憲法によって権力の行使を規制する立憲主義、法の支配を否定することであり、とても許されることではありません。このような暴挙を認め許すのかどうかは、我々議会人に鋭く突きつけられた問題でもあります。   最後に、安倍内閣は強気で集団的自衛権行使容認や医療、介護法の改悪など暴走の限りを尽くしていますが、一見強そうな安倍政権は案外もろく、そのうち必ずぽきっと折れるときが来ることを最後に申し添えて、賛成討論といたします。 ○議長(風間順一君) ほかに討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(風間順一君) これにて討論を終結いたします。   これより採決を行います。   まず、議案第55号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第56号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第57号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。   次に、請願第5号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は採択しないであります。   暫時休憩します。午前10時45分  休憩            午前10時45分  開議 ○議長(風間順一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。   請願第5号を原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(風間順一君) 起立少数であります。   よって、請願第5号は採択しないものと決定いたしました。                     ◇◇◇ △日程第6 請願第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願 ○議長(風間順一君) 日程第6、請願第3号を議題といたします。   本件に関して民生産業委員長の報告を求めます。   山賀一雄君。               〔6番 山賀一雄君 登壇〕 ◆6番(山賀一雄君) 民生産業委員会委員長報告を行います。   去る6月10日の本会議において、民生産業委員会に付託されました請願第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願について、本委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。   本委員会は、6月13日に開催し、慎重に審査いたしました。   審査の過程では、制定により何がどう変わるのかについて、市内に手話が必要な方は何名程度いるのかについて、手話は世界で共通なのか、日本独自なのか、共通部分があるのかについて、国連等で共通手話があるのかについて、国会での検討状況について、制定されると学校教育の中で学習するのかについて、市役所で手話対応できる職員数について、手話が言語として認められる必要性について、聾学校で手話が禁止されていた理由について、制定されると健常者も学習する機会があるのかについてなどの質疑がありました。   意見として、弱者を助ける必要があるので、ぜひ請願を通してもらいたい。法律をつくる段階の中でお互いに摩擦のないようなすばらしいものをつくるべきだと思うというものがありました。   討論として、賛成の立場から、同じ人間として生命を受けながら不幸にも障がい者となられた方々が少しでも生きがいある社会参加ができることを願いたいというものがありました。   採決の結果、本請願は全員異議なく採択すべきものと決しました。   以上で民生産業委員会に付託されました請願第3号の委員長報告を終わります。   不足の点につきましては、委員各位より補足をお願いいたします。 ○議長(風間順一君) 委員長報告に対し、補足説明はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて質疑を終結いたします。   討論、採決は、日程第10で行います。                     ◇◇◇ △日程第7 議案第61号 財産の取得について ○議長(風間順一君) 日程第7、議案第61号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   山﨑企画政策課長。               〔企画政策課長 山﨑 淳君 登壇〕 ◎企画政策課長(山﨑淳君) ただいま上程になりました議案第61号 財産の取得について御説明申し上げます。   本案は、小中学校で使用するコンピュータを更新するための財産の取得であり、地方自治法第96条第1項の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明いたします。   1の取得する財産の名称及び数量は、小・中学校コンピュータ一式であります。   2の取得の目的は、小・中学校教育であります。   3の契約の方法は、随意契約であり、その理由は小千谷市財務規則第121条第3項第2号に該当するためであります。   4の取得予定価格は、1億2,846万3,084円であります。   5の契約の相手方は、小千谷市城内1丁目9番1号、株式会社オーシーエス代表取締役社長、熊谷弘であります。   以上でありますが、去る6月13日に仮契約を締結いたしましたので、市議会の議決をいただき、本契約をしたいというものであります。   なお、参考資料として取得財産の内訳と設置場所及び台数の内訳をまとめたものを添付してございますので、あわせてごらんいただきたいと思います。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(風間順一君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   風間健一君。 ◆9番(風間健一君) 何点か質問させていただきます。   サーバーとかノートとかいろいろありますけれども、1台当たり平均して幾らぐらいになるのかということと、いいですよね。計算できますよね、簡単に。   それから、なぜウィンドウズ8ではなくて7にしたのか。7は、もう寿命がある程度限られていますが、これからは8が主流になると思いますけれども、なぜ7にしたのか、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(風間順一君) 山﨑企画政策課長。 ◎企画政策課長(山﨑淳君) 御提案していますように総額を御説明させていただきました。あとその内訳としてパソコンとかサーバーとかいろいろ件数が書いてございますが、サーバーもパソコンもみんなまとめて1台幾らという意味にどういう意味があるのかちょっとあれですが、ただいま手元には平均した数字は持っておりませんので、できたらその資料をもとに御確認いただければ大変ありがたいと思います。   なお、パソコンの中身の問題については、所管の学校教育課長からお答えをいたします。 ○議長(風間順一君) 阿部学校教育課長。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 現在ウィンドウズ7ということでお願いしているのでございますが、このウィンドウズ7につきましては、学校現場で現在使われておりまして、またさらに現場でのソフト関係等の動作確認等がなされており、これが最善ということで今回採用させてもらっている内容でございます。   以上です。 ◆9番(風間健一君) 今ウィンドウズ7使っているわけですか、現場で。それでなれているから7にしたということなのですけれども、いずれ世界の趨勢は8のほうのインターフェースというか、私もなれていない、インターフェースになると思うのですけれども、そういう意味では教育的な配慮からもこれからの新しい8のほうがいいのではないかと思いますけれども、その辺いかがなものでしょうか。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 先ほど申し上げましたように、学校現場のほうで使われているソフト等につきましては、今回の購入いたします7が使われているというふうなこと、それらの動作確認はされているという、そういうことからいきますと、現在使われております今回のXPから7のほうへ切りかえさせていただいたというふうな内容で考えております。 ○議長(風間順一君) 柳田宏光君。 ◆10番(柳田宏光君) 契約内容ですが、条例何条に従ってということですが、いきなりここで条例出されても私調べる時間がございませんので、お粗末で申しわけないのですが、経験としまして過去11年間の間に約2回あったのですが、それで私ども議員していますと事前に市内業者から、市内業者を育てるように、市内の業者で買ってもらうように頼んでくれと、こういうこと頼まれます。早速担当課長のところへ行きました。ところが、担当課長が言うには、いや、柳田さんがわざわざ来なくたって我々はよく承知していることだと。ただし、ささいな額の差であれば市内業者から仕入れるけれども、何せ市外業者との1台の価格に差があり過ぎて到底、それこそ議会に調べられたとき、おまえたちはこんな差があるものを無理してなぜ市内業者から買ったということがあるので、やっぱり市内、市外両方から見積もりをとって、それで市外から買っている状況だという説明なのです。ところが、今回見ますと随意契約で市内業者から買っているようですが、他市の見積もりをとったのかとらないのか、その辺お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(風間順一君) 山﨑企画政策課長。 ◎企画政策課長(山﨑淳君) 見積もり業者の選定に当たって市内、市外というような趣旨の御質問でございます。私ども物品の調達に限らず、工事請負等も含めて、調達可能な範囲のものは市内を優先すると、これを大前提にやっております。そんなことで、本件においても市内に適格な業者がおられますので、今契約の相手方として説明しております株式会社オーシーエス、これ当然市内でありますが、ほかに見積もりを徴した業者についても市内ということでございまして、本件においては市外からは見積もりを徴しておりません。   なお、参考にまた申し上げますが、いろいろ市内経済のことも考えて市内を優先するというのは最初申し上げましたが、そのほかにおきましても大量のコンピュータ、各学校に配置をして、それが稼働するわけでございますので、中には今後トラブルとかいろんなものも考えられるわけで、そういったものに早急に対応するためにも、やっぱり身近な近くに居る業者さんにお願いするのがよろしいのではないかというようなことで、今回はそのような判断をさせていただいております。 ◆10番(柳田宏光君) 市外の業者にとらなかったというのがちょっと私はどう見てもまずいかなと思うのですけれども、金額が金額ですので、とった上でこうしたというのならまだ話もわかりますが、ちょっと金額が多くなるのについてはもう一考なぜなかったか、もう一回お願いします。 ◎企画政策課長(山﨑淳君) 直接本件のことでお答えすればいいのですが、ちょっとわかりやすくお話しするために工事のケースを考えますと、例えばいろんな工事があって、今耐震化の工事は鹿島建設さんにお願いしているわけですが、金額が多くなっても、本件の場合は数が多いから金額多いというだけで、十分に対応できる業者が市内にいるわけですので、私どもとしては基本的には市内を優先するというのを前提にこれまでも考えてまいったところであります。 ◆10番(柳田宏光君) そうすると、先ほど私が言いましたようにここ11年間の仕入れとはどうもちょっと視点が違うように思うのですが、その点はどうですか。 ◎企画政策課長(山﨑淳君) 私の答弁がちょっと足りない部分があってそういう誤解を生んでいるのですが、以前学校にコンピュータを導入する際に、大量に初期投資が必要だったということもあってリースの契約をしました。リース会社としては市外のリース会社さんを活用したと、そういうことでございますので、今回直接購入するわけで、市内にそういうことを十分にできる業者さんがいるわけですので、それを活用させていただくということでございます。 ○議長(風間順一君) 風間健一君。 ◆9番(風間健一君) 先ほどの7と8との関係ですけれども、7というのはいずれサポートが終わりまして、サポートが終わればもうコンピュータウイルスの防御もできなくなるので、当然8に買いかえなければならない時期が間もなく来ると思うのですけれども、そこでまたお金が出るわけで、だったら今から教育の面でも、これから8が主流になってきますから、動かし方はXPとか7とは全然違いますけれども、そういう教育的な面からも8にかえたほうが、経済的な面からも教育的な面からもいいと思うのですけれども、なぜその辺の切りかえ、また7から8に買いかえるお金等考慮して、そういうことも総合的に判断したのでしょうか。言っていることわかりますか。 ○議長(風間順一君) 山﨑企画政策課長。 ◎企画政策課長(山﨑淳君) 私ども契約の担当でございまして、仕様をどういう仕様にするかというのはそれぞれ現場の担当課で決めている問題ですので、担当課長のほうからお答えをさせていただきます。 ○議長(風間順一君) 阿部学校教育課長。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 先ほど申し上げましたように、7のほうで私どもとしては学校の一体といいますか、そういうふうな取り扱いをしたいと、そんなふうに考えております。 ◆9番(風間健一君) ソフトというのは、7で動くやつは大体8で動くようになりますし、もし動かなければ少額のお金でバージョンアップというか、そういうのができますので、私は総合的に考えれば8のほうがよかったのではないかと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 先ほど来申し上げておりますように、学校現場のほうでも既に7を使ってきております。そういうことからいきまして7を使うのが、そうしますとウィンドウズの関係につきましては7ということでそろえた中で使える、またそれらに用いますソフト等がこの仕様の中で使っていかれるということで、各学校ともそれらを使う中での有利性を考えて、7ということで考えております。 ◆9番(風間健一君) 要するに今までは、現在はウィンドウズ7とウィンドウズXPがあって、そのXPを7にかえるということなのですね。だから、それを8にかえると今度は7と8が両方あって教育上まずいということなのですね。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 私の説明が至らなくて申しわけなかったのですが、今ほど風間議員がおっしゃったように現在XPと、それから7が動いております。それで、XPの関係を今回7のほうへ切りかえたいと、そんなふうな内容でございます。   以上です。 ○議長(風間順一君) 田中議員。 ◆7番(田中淳君) 今の風間議員に関連してお聞かせ願いたいと思いますが、たしか前に私も言ったことがあるのですけれども、平成21年のときにXPでリースレンタルから購入という格好に当時なったと思います。そのときにはもう7が出ていたわけで、担当課長のほうに何でXPではなくて7にしないのですかということを聞いた経過がありまして、具体的な答弁は、私としては満足な答弁ではないなと思ったのですけれども、1つお聞きしたいのは、7と8、価格差どれぐらいだったのでしょうか。単体で結構です。 ○議長(風間順一君) 阿部学校教育課長。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 手元にはちょっと数字持っておりませんので。 ◆7番(田中淳君) 検討するというのは、さっき言われましたソフトがそれに合うかどうか、それが1つあると思う。ただ、やっぱり今1億2,800万円でしたっけ、大きな金が動くわけですから7が幾ら、8が幾ら、ソフトがその部分に合うか合わないか、いろんな部分から検討してこうなりましたというので議会にかけるべきだと思うのです。休憩含めてそういう検討結果が出ているのであれば私は聞かせていただきたいと思います。それが1点。   今回7を入れるとして、8にバージョンアップできるのかどうなのか。これが2点目です。   あとソフトの関係、これは7から8になったときに費用がどれぐらい実際かかったのか。それを含めた中で、検討した中でこうなりましたよというのを私は提案していただきたいなと。そこで我々は判断を下すべきではないかなと思いますので、その3点お聞かせ願いたいと思います。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 休憩をちょっといただきたいと思います。 ○議長(風間順一君) 暫時休憩します。午前11時06分  休憩            午前11時46分  開議 ○議長(風間順一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎教育委学校教育課長(阿部善宏君) 今ほどの田中議員の御質問にお答えいたします。   1点目は、ウィンドウズ7と8の価格差の関係の御質問でございますが、現在私どもが想定しているものにつきましては、ウィンドウズ8で入る中であってのダウングレードという形でウィンドウズ7を使うような仕様で取り扱っております。したがいまして、差が発生しないというふうに考えさせていただいております。   2点目、ウィンドウズ8につきましては、現在ウィンドウズ7で私どもの教育用ソフトにつきまして検証されているということの内容でございまして、私どもといたしましてはウィンドウズ7で私どもの仕様を考えているところでございます。   それから、ウィンドウズ7からウィンドウズ8にバージョンアップできるかということでございますが、これは可能でございます。ただ、そのときにおきましては現在使っているソフト等の取り扱いが7ということでございますので、そこら辺の各学校等におきましてのいろんなソフトの使い方もありまして、その辺互換用ソフトということでの数値については具体的にはつかめていない、そういうふうな状況でございます。   以上です。 ○議長(風間順一君) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第61号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて討論を終結いたします。   これより採決を行います。   議案第61号を採決いたします。   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。                     ◇◇◇ ○議長(風間順一君) 暫時休憩いたします。午前11時49分  休憩            午後 1時00分  開議 ○議長(風間順一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第8 発議案第2号 流雪のための揚水機場新設に伴う水利使用許可についての意見書 ○議長(風間順一君) 次、日程第8、発議案第2号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   吉﨑進君。               〔5番 吉﨑 進君 登壇〕 ◆5番(吉﨑進君) 流雪のための揚水機場新設に伴う水利使用許可についての意見書、これでありますが、これは小千谷市議会会議規則第14条の規定により私が提出者として提出いたしました。   内容につきましては、別紙のほうをごらんいただきたいのですが、除雪には皆さん御存じのように機械除雪、それから井戸から地下水をくみ上げて行う消パイの除雪、それからこういう河岸段丘の小千谷等では水を流して、それに雪を入れて流す、こういう流雪溝を使用したものがあります。しかし、なかなか水利権につきましてはそう簡単に使用許可がおりません。そこで、これらの地域から要望があった場合にはぜひ水利権を使用させていただけるようお願いしたいという内容でございます。   議員皆さんの賛同を得まして意見書を提出させていただきたいと思います。何分よろしくお願い申し上げます。 ○議長(風間順一君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   久保田久栄議員。 ◆12番(久保田久栄君) 提出者に何点かお聞きしたいと思います。   この案件は、3月の議会で上がってきたのを取り下げた経緯があるような内容の議案だと思うのですが、こういう水利権を取るということは非常に時間と、それから計画書というものが必要でありまして、かなり時間はかかる、それから妥当性のある内容でないとなかなか取れないと思いますので、どこの行政でも四苦八苦しているわけであります。そういう中でこの書類が、大事なこういう議論の場であって、最終日に上げてくるということで、これちょっと時間がかかると思うのですが、多分地名は入れていなくて、小千谷市の全体の要望書みたいな形に変えてきておりますけれども、やっぱり地元からの要望書はもちろん出ていると思います。そういう観点からいいますと、署名者が2人いて、書類が全部整って、完璧な発議案という形で上がってきていますが、それについて私は何だかんだ言う必要もありませんけれども、仮に各地区の要望書、議員が代弁して発議案として形を変えて提出されますと、やっぱり小千谷市内みんなどこの町内もいろんな問題を抱えて毎年要望書を行政に出しているわけです。こういうルールの中で、行政の計画書、計画がありますよと、議会のほうでひとつよろしく頼みますよというような、具体的に言えば受益者面積がこのぐらいあって、これだけの人たちが苦労して要望書を提出しているのだという裏づけがあって、議会もかなりの賛同者で成立するというのが私はやっぱり理想的だなというふうに思っております。   そんな中で、吉﨑さんにお聞きしますが、やっぱりもう行政の中で計画書、受益者面積とか、それなりの裏づけというか、計画があるのかないのか。いきなり小千谷市議会でこういうものが採択されて出ていくのはどういうものかなというふうな私も疑問を持っておりますので、お答えを願いたいと思います。 ○議長(風間順一君) 吉﨑進君。 ◆5番(吉﨑進君) 何点かと言われましたけれども、要は計画書と裏づけ面積がどうなっているかということですよね。   計画書は、これは特別につくっておりません。   それから、1町内ということではございません。これにつきましては、それこそ議会事務局及び建設課といろいろとやりとりしてこの意見書という内容にさせていただきました。当初は、東小千谷地区だけというのでもって考えたのですが、それだと意見書として国に出すのはどうなのかということで、これは小千谷市内、あるいは小千谷市内だけではなく、先ほども申し上げましたように県内、県外、今のところ水利権非常に難しくなっておりますので、そういう要望があった場合には何とかお願いしたいという、そういうことで出しているのでございます。   なお、3月議会で出したが取り下げたということですが、これは先例集で委員長、副委員長がその委員会に関するものの紹介議員になってはならないということで取り下げました。その後いろいろと考えまして、あるいは議会事務局とも相談しまして、こういうふうな形で今回提出させていただきました。   以上です。 ○議長(風間順一君) 風間健一君。 ◆9番(風間健一君) 私ちょっと頭が悪いので、なかなか理解しにくいところがあるので、ちょっとこれに関連してお聞かせ願いたいのですけれども、3月、結局あれは無効ということで請願にならなかったのですけれども、吉﨑さんの話だと、協議会長、勝又さんでしたっけ。話したら、別に3月議会でなくて6月議会あるいは9月議会でもいいよと、後半の議会でもいいよという話受けたというそうですよね。それに対して吉﨑さんはどういう態度をとっていらっしゃるのですか。そういう話は、では例えば同じ東に久保田議員がいるわけです。では、私は議長、副議長だから、ちょっとそういう制約があって出せないと。               〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆9番(風間健一君) 委員長か。副委員長ですので、そういう制約があって出せないと。だったら、久保田さんがいるので、久保田さんにお願いできますかということを紹介でもしたのですか。私は、そういうことまずするべきだと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。 ○議長(風間順一君) 吉﨑進君。 ◆5番(吉﨑進君) 見解の相違で、私とは全くその辺風間健一議員との見解は相違していますので、それについてごたごたと答えるつもりはありませんが、ただしここにありますように小千谷市議会会議規則第14条にのっとって出したわけですので、それについて何らかの、こういう変なことを言われることはないと思います。もしそうであれば、そういうことで言うのであれば、これから頼まれて出すときに全て誰か違う人、いや、やっぱりおまえさんに頼むわと言われても出せないということになります。   以上です。 ◆9番(風間健一君) それは、私はおかしいと思います。あなたは、協議会委員から依頼を受けたわけでしょう。承知で受けたわけでしょう。それができないのだったら、その受けた責任があるわけですよ。こういう私の勘違いで、議会のほうも勘違いで通したところありますけれども、そういう私の勘違いというか、知識がなくて請願としては不適格なのだから、だけれども一応町内から依頼受けているわけですよ。だから、その責任があるわけですよ。自分が出せなかったら、まず久保田さんだとかほかの議員に当然頼むとか、自分の責任上それは当然ではないですか。見解の違いとかそういう問題ではないと思いますよ。 ◆5番(吉﨑進君) まさか議運の副委員長にここでそういうことを言われるとは夢にも思いませんでした。確かにあのときはそういう形で、私の勉強不足で取り下げたわけです。その後町内会長協議会もありまして、その席上でちゃんとこれこれこういう状態なので、では市議会会議規則にのっとって私のほうででは出させてもらいますということで了解は得てあります。それを了解も何も得ないで、ましてや9月議会になんてこと私は言った覚えはさらさらありませんので。   以上です。 ○議長(風間順一君) 長谷川有理君。 ◆4番(長谷川有理君) 今回の意見書案は、流雪のための揚水機場新設なのですが、そういった点では問題はないかと思うのですけれども、水利というふうになると、水を利用している市内の用水組合さんだとか土地改良区さん等との整合性というか、これは冬期間の揚水なので問題ないということなのでしょうか。そちらの関係機関との話し合い等はされているのでしょうか。状況を聞かせてください。 ○議長(風間順一君) 吉﨑進君。 ◆5番(吉﨑進君) 津山土地改良区の組合の水に関しての方とはよく話をしてありますし、実際に津山土地改良区の信濃川からの取水ポンプ場、それからずっと上がってくる道路等、一緒に見て回らせていただきました。端的にではどこのことかといえば、津山町の問題なのです。ただ、津山町というと、これは市議会で意見書をお願いするということは、ちょっとこれは筋が違うということでこういうふうな内容になっているわけです。これは、東小千谷11町内ありまして、その11町内の町内会長協議会の中でもう何年か前からこれは出ているわけです。実際にどういう状況になっているかというのを申し上げますと、これは農業用水が基本ですので、4月に全て点検して、農業用水、これをくみ上げることになっております。11月に一応今度は農業用水終わりますので、泥上げ等をして、そしてそのときに試験運転をすると。ただ、農業用水とは違いまして、流雪用水として取り入れられるといいますか、使用できる量は非常に少ないと。そういうことで、今現在旭町、山寺、木津が津山の用水を使って流雪しているのですが、山寺が1日、木津と旭町が半日ずつというか、3時間ずつという、そういうふうな割合で1日置きに水を使わせてもらっております。そこに津山町が入ってくるわけですので、町内会長協議会としてもいろいろともう動いてはいるわけです。実際に国会議員等にお願いに行ったり、あるいは長岡の河川事務所とともに話に行ったりもしているのですが、なかなか水利権の問題については簡単に、ああ、いいですよというわけにいかないというのが今まで三、四年の動きです。そういう動きがあります。   以上です。 ○議長(風間順一君) 川上直栄君。 ◆8番(川上直栄君) 今のやりとりを聞いていて私感じたのですが、私も冬津山町へ行くと、ああ、大変な状態になっているなというのを見ていますので、そういうふうな町内の要望が出てくるのは当然かなというふうに思って今聞いていたのですけれども、いろいろやってきたけれども、なかなか許可がおりないという説明でありましたので、そこちょっとひっかかって、質問させてもらいたいのですが、なかなか許可がおりないという原因はどこにあるのかというふうなところはどういうふうに捉えておられますかということをちょっと質問させてください。 ○議長(風間順一君) 吉﨑進君。 ◆5番(吉﨑進君) この原因は、国交省及び信濃川河川事務所に、最終的には国交省ということになりますでしょうか、あると思います。   それから、先ほど申し上げなかった、ちょっと忘れたのですが、要は1日の絶対量は決まっているのです。その絶対量をたとえ1立方メートルでも超えた場合には、もうこれは次の日から使用できないと、そういうふうになっております。要はこれが非常に難しくなってきたのは、あの信濃川発電所の不正取水、あの問題から物すごく面倒になってきているというか、厳しくなってきているという、そういうのが現状としてあります。 ◆8番(川上直栄君) 私が聞いたのは、ちょっとニュアンスが違うのではないかなと思って、不法取水があったから厳しくなってきているというふうな今お話だったみたいですが、そうではなくて、何年か前からいろいろな取り組みをしてきたけれども、なかなか許可がとれないので、とれないというのは何らかの理由があって、例えばいろんなところに、逆効果というか、弊害があったり、あるいは手続上不備があったり、そういうようなことがあってなかなかとれなかったから、議会の意見書として提出してほしいというようなどうも流れになっているのではないかなというふうに私は感じたものですから、障がいとなっていたのは何なのですかという、どういうふうなところが障がいがあってなかなかとれなかったのに、それでも意見書として出した場合に、今度逆にどういうふうに受け取られるのかなというふうに私はちょっと疑問を感じたのです。そこら辺の関係について、障がいというのは、国交省がだめなのだと言えばそれまでですが、今までいろいろやってきたけれども、なかなかとれなかったというその状況についてもしおわかりだったら教えていただけると、いや、そういうことであれば意見書出して何とかとれるようにするべきだとか、あるいは、いや、いろいろ問題があるのであれば、それはちょっと筋が違うのではないかというか、順番が違うのではないかというか、やり方が違うのではないかとか、いろいろなことが想定されるのではないかなというふうに、今話を聞いていてそう思いましたので、国交省が悪いとか不法取水があったからだということではなくて、今の計画自体の今までの経過の中でどうして許可がおりなかったかという原因をできたら教えていただけるとありがたいなと思います。 ◆5番(吉﨑進君) 原因については、長岡の河川事務所に行きましていろいろと話を聞きましたけれども、いや、今はそう簡単にはいかないという、そういう、何でかと聞いても、いや、取水権はそう簡単にはいかないのだということを言われております。それで、先ほども申し上げましたように、町内会長協議会でもいろんなところに行ってお願いはしましたけれども、なかなかそういう単独行動ではうまくいかないと。それで、これを意見書として市で取り上げていただいて、そして国のほうに出していただく、あるいは北陸のほうですか、いろんなそういう信濃川の水に関しての役所のほうに出していただいて、さらに住民の気持ちを伝えていただければ、皆さんから御賛同を得て気持ちを伝えていただきたいというふうに考えて今回出しました。   以上です。 ○議長(風間順一君) 田中淳君。 ◆7番(田中淳君) 私この意見書は、これはいいことだと思いますし、小千谷にとって特豪協議会に入っている中でも取水権の緩和というのもうたわれているので、文章的には私は理解できます。   先ほど久保田久栄議員のほうも質問がありましたが、要は具体的な計画といった部分で私は吉﨑議員に質問させていただきたいと思います。国交省のほうで難しい、無理なのだということになると、ではどこをどうすれば許可がおりるのかというのが一番大切な部分ではないかなと思うのです。許可を得るため、先ほど吉﨑議員は取水量の問題を言いました。今出ている意見書案としては、揚水機場の新設ということのみになっているので、増量を含めた中でと、やっぱり今お話をもらった中では考えなければいけないのではないかなと思います。具体的な計画、条件としてはどんなことを求められているのでしょうか。例えば面積の問題、下流域の同意書の問題、そういったものを、こういった条件がありますよというのは当然調べられていると思いますが、全てでなくて結構ですが、4つ、5つお答え願えればと思います。 ○議長(風間順一君) 吉﨑進君。 ◆5番(吉﨑進君) 計画面積の問題、これは小千谷市内、特に東小千谷でいえば津山町全体ですので、どのぐらいの面積になるのですか、ちょっとわかりません。そこまで詳しいのは出しておりません。それから、では計画表等につきましては、この意見書が採択された後にまた建設課のほうとよく相談して計画書をつくっていきたいと思いますし、取水量の増ということでもいいのではないかというふうに、先ほど私もそういうふうな話をしましたけれども、まずは揚水機場が必要とされている地域にはそのものがあった場合にはつくっていただく。それが増水でも何とかなるのであればそちらのほうでも一向に構わないと思いますが、今のところ取水権の問題は非常に、先ほどから何回も申し上げていますように、そう簡単にいかないので、今後これが通りましたら細かいものをつくって上げていきたいというふうに思っております。   以上です。 ◆7番(田中淳君) 私は、言っていることが順番が逆だと思うのです。いわば計画をつくって、市の行政の中でこういう計画で国のほうも取水権をお願いしたいと、こういう計画がありますよと、だから議会のほうもバックアップをしてくださいよということであれば、私はもろ手を挙げて賛成をしたいというふうに思います。私がさっき吉﨑議員に聞いたのは、国交省としてこういう条件を満たしてくださいよというのを当然聞かれていると思うのです。だから、さっき言ったように受益者面積がどれぐらいあるだとか、流域がどうなっているだろうか、そういったものを取水許可をする部分の条件として整理していて、皆さん方、地元の方々がそれをある程度話を詰めてくださいよという話はお聞きしなかったのでしょうか。では、もう一回言います。要は国交省に行ったときに、取水権の許可をもらうためにこういった条件がありますといったものがあるはずですよね。それに準じて、ではこういうことしなければならない、この許可をもらわなければならないと進めていかなければならないわけであって、では許可をもらうために何をすればいいのかという話を詰めたことはないのですか。 ◆5番(吉﨑進君) 許可を得るためには何をしたらいいのかという前に、まず難しいという、そういう言葉しか返ってきませんでした。これだけの面積がというのもありますけれども。   以上です。 ○議長(風間順一君) 柳田宏光君。 ◆10番(柳田宏光君) 田中さんの質問にお答えさせていただきますが、ここで……               〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆10番(柳田宏光君) ちょっと聞いて。俺だってここへ署名しているのだから、黙って聞いて。   それで、全く別件で相当難しい問題があったのです。それで、最後どうすればいいかというときに、私は民主主義の、国民が訴える、県民が県に訴える、その最後の手段は署名運動だということで、署名運動をちょっと地元に行っていただいて、それを谷井市長に上げて、谷井市長も中へ入ってくれて最後解決したという問題があるのです。それで、私もこれも最後はその方法をとるしかないとは思ってはいるのですが、そこへ行くまでにありとあらゆる、できることは全部やってみるのが我々の、やはり国民の義務ですので、最後はそういう方法にも行くかもしれませんが、その過程の中の一つの手段としてこれを上げさせていただきたいというのがきょうこの席で皆さんにお願いすることであります。 ○議長(風間順一君) 田中淳君。 ◆7番(田中淳君) 暫時休憩よろしいでしょうか。 ○議長(風間順一君) 暫時休憩します。午後 1時26分  休憩            午後 1時35分  開議 ○議長(風間順一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。   ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、発議案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。   久保田久栄君。               〔12番 久保田久栄君 登壇〕 ◆12番(久保田久栄君) 今回の発議案のことにつきまして、内容については非常にこれを読む限りは私はもう賛成しなければならぬなというふうな解釈をしております。しかし、例えば各地域のいろんな要望、陳情が毎年いっぱいあるわけですが、そういうものを小千谷市の全体の問題のような文言にかえて、そしていかにも全体の要望なのだというようにしてほしくないなと。やっぱりこんなことやっていたら、各議員がみんなこういう形で、2人の署名をもらって発議案として提出されてくると小千谷の議会として私はよくないなということで、私は反対の意見を言わせていただきます。私は、行政の流れと作業の進みぐあいと、やはりいろいろと、一緒になれとは言いませんが、ある程度の動きを見ながら、私はこういう発議案、請願をいろいろと議論していくのが議会だと思っておりますので、今回は私は反対の意見を言わせていただきます。   以上です。 ○議長(風間順一君) 柳田宏光君。               〔10番 柳田宏光君 登壇〕 ◆10番(柳田宏光君) 私は、賛成討論をさせていただきます。   確かに議会の仕組み、市政の仕組みからいえば今久保田久栄議員の言うとおりだと、こう思います。しかし、雪が待ったなしに降ってくるそのときの困った状態というのは、ここで私が一々説明しなくても皆さん全部同じ経験しているからわかると思います。ここに上がってくる以上は、地元の人たちが相当長い間苦しんでいる問題でありますので、先ほども休憩時間ではありましたが言いましたように、意見書の移動からいって、決して無駄になるとは思いませんので、このたびは少しぐらい気に入らぬところあるかもしれませんが、この小千谷市議会としては市民の苦しみを理解して、ひとつ意見書を上げていただくようお願いしまして、賛成討論とします。   終わります。 ○議長(風間順一君) 吉原正幸君。               〔14番 吉原正幸君 登壇〕
    ◆14番(吉原正幸君) 私も賛成の立場で討論させていただきます。   今ほどいろいろな議論がありましたけれども、先ほど私休憩中に申し上げましたように、これは雪国全体の問題として捉えるべきでありまして、あくまで一地域の、特定された地域の要望、陳情ではないという部分で私はこれに賛成したいわけでありまして、雪国として、特に豪雪地帯ではどこでも抱える問題であります。いざ事業に移ろうとするとこういった問題が必ず、実は私の地元片貝でも揚水機場2台設置しまして、流雪溝として流しておるのですが、これも非常に時間がかかりましたし、いろいろな難しい問題がありました。私どものところは解決しましたけれども、雪国として、豪雪地帯として、先ほど申し上げましたように小千谷だけではなく、新潟県だけではなく、豪雪地帯が共通して抱える問題として国交省にこのような形で取水権の緩和をお願いしたいというものであれば何の問題もないと思いますので、どうも議論のほうがちょっと横にずれているような感じがいたしましたので、雪国、特に豪雪地帯、日本全国共通に抱える問題としてこの意見書を提出するべきだと、そのように考えまして、賛成の討論とさせていただきます。   以上であります。 ○議長(風間順一君) 田中淳君。               〔7番 田中 淳君 登壇〕 ◆7番(田中淳君) 私は、発議案第2号につきまして、反対の立場で討論させていただきます。   この意見書のみにつきましては、私は今吉原議員が言われましたように賛成、理解はできます。しかしながら、特豪協議会にもありますように、受ける場合の条件の緩和、こういったものも見逃すわけには私はいかないと思う。ただ単に揚水機場の新設だけであれば、小千谷市として具体的な計画、具体的でないまでも流域がこういうことがあります、こういった状態で今進んでいます、意見書を出せば当然国から小千谷のほうに、担当課のほうにどういう状態になっているのでしょうかという照会があろうかと思います。そのときに小千谷市としてはノープランだということになりますと、何のために意見書を出さなければならないのか、そういった計画があるから意見書が必要なのだというのであれば、私は議会として十分に応援していきたいなと思いますが、今の段階でこの意見書を提出するのは私は議会としてはどうかと思いますので、反対とさせていただきたいと思います。 ○議長(風間順一君) ほかに討論ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて討論を終結いたします。   これより発議案第2号の採決を行います。               〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 長谷川有理君。 ◆4番(長谷川有理君) 判断がつきかねますので、退席させていただきます。採決は、退席させていただきます。 ○議長(風間順一君) はい、了解しました。               〔4番 長谷川有理君 退席〕 ○議長(風間順一君) 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(風間順一君) 可否同数でありますので、今回私としては可決ということで、上げていただくということにします。   なお、この意見書の提出先については、議長に一任くださるようお願いをいたします。               〔4番 長谷川有理君 着席〕                     ◇◇◇ △日程第9 発議案第3号 「手話言語法」制定を求める意見書 ○議長(風間順一君) 日程第9、発議案第3号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   吉﨑進君。               〔5番 吉﨑 進君 登壇〕 ◆5番(吉﨑進君) 「手話言語法」制定を求める意見書について、皆様からぜひ御賛同をいただきたいというふうに思います。   私かつて帝京長岡高校で教員をやらせていただいたとき、最後の入学生ですが、ほとんど耳が聞こえない、そういう子の担任もいたしました。そのときにはまだ手話なんていうのをちょっと私も頭にはなかったのですが、保護者の方といろいろとお話をすると、ゆっくりと話ししてもらえば理解できる、つまり読唇術のほうは相当小さいときから勉強してきたのだろうなと思いましたけれども、その後友達にも助けられまして3年間で無事卒業し、進学もしていきました。   今回の意見書につきましては、別紙、これを朗読させていただいて提案とさせていただきます。   手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系をもつ言語である。手話を使う人たちにとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。   しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があった。   平成18年12月に採択された国連の「障害者権利条約」には、「手話は言語」であることが明記されている。   障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め、平成23年8月に改正された「障害者基本法」では「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められた。   また、同法第22条では国・地方公共団体に対して情報の利用におけるバリアフリー化等を義務付けており、手話が音声言語と対等な言語であることを国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及・研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考える。   よって本市議会は、政府と国会が下記事項を講ずるよう強く求めるものである。                      記   手話が音声言語と対等な言語であることを国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。   以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(風間順一君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、発議案第3号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて討論を終結いたします。   これより発議案第3号の採決を行います。   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。   なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                     ◇◇◇ △日程第10 請願第3号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出を求める請願 ○議長(風間順一君) 日程第10、請願第3号を議題といたします。   本請願は、ただいま議決されました意見書と同趣旨のものでありますので、採択されたものとみなします。                     ◇◇◇ △日程第11 発議案第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書 ○議長(風間順一君) 日程第11、発議案第4号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   川上直栄君。               〔8番 川上直栄君 登壇〕 ◆8番(川上直栄君) 発議案第4号につきまして、意見書の案を読み上げて説明にかえさせていただきます。   30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書であります。   子どもたち一人一人が大切にされ、豊かな人間関係の中で教育が行われることは保護者・地域住民・教職員共通の願いです。そのために、小中学校の全学年における30人以下学級の実現等が可能となる教育条件整備のための教育予算の確保が不可欠です。   社会状況等の変化により、学校は、一人ひとりの子どもに対するきめ細かな対応が必要となっています。また、新しい学習指導要領により、授業時数や指導内容が増加しています。日本語指導などを必要とする子どもたちや、障がいのある子どもたちへの対応等も課題となっています。いじめ、不登校など生徒指導の課題もあります。こうしたことへの解決に向けて、法改正により安定した財源を確保した上で、少人数学級が拡大されていくことが望まれます。文部科学省は概算要求において中学校3年生までの35人以下学級を実現する計画を示しましたが、2014年度の予算には盛り込まれず、逆に教職員定数を10人純減する予算となっています。   新潟県では2001年度から小学校1・2年生において、県独自で32人以下学級が導入されました。また、昨年度から導入された小学校3年生の35人以下学級が拡充され、今年度は小学校4・5年生、中学校1年生に導入されました。しかし、下限25人の条件付きであることや、教職員定数増による少人数学級実現でないことなど、不十分な点が残っています。   全国的にも厳しい財政状況の中、独自財源で少人数学級を拡大する自治体が増えてきています。このことは、自治体の判断として少人数学級の必要性を認識していることの現れであり、国の施策として財源保障すべき必要があります。   文部科学省が2010年に実施した「今後の学級編制及び教職員定数に関する国民からの意見募集」では、約6割が「小中学校の望ましい学級規模」として、26人~30人を挙げています。保護者も30人以下学級を望んでいることは明らかです。   子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。しかし、教育予算について、GDPに占める教育費の割合はOECD加盟国(28か国)の中で日本は最下位となっています。また、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫するとともに、非正規雇用者の増加などにみられるように教育条件格差も生じています。   子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことから、「教育は未来への先行投資」であることが多くの国民の共通認識となっています。子どもたちが全国どこに住んでいても教育の機会均等が担保され、教育水準が維持・向上されるように次の事項を実現することを強く要望します。                      記   1 少人数学級を推進すること。その際の学級規模は、豊かな教育環境を整備するため、30人以下とすること。   2 教育の機会均等と水準の維持・向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元すること。   以上であります。よろしく御審議の上、採択くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(風間順一君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて質疑を終結いたします。   お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第4号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、発議案第4号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) これにて討論を終結いたします。   これより発議案第4号の採決を行います。   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、発議案第4号は原案のとおり可決されました。   なお、この意見書の提出先については、議長に御一任くださるようお願いいたします。                     ◇◇◇ △日程第12 請願第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の提出を求める請願 ○議長(風間順一君) 日程第12、請願第4号を議題といたします。   本請願は、ただいま議決されました意見書と同趣旨のものでありますので、採択されたものとみなします。                     ◇◇◇ △日程第13 閉会中の継続調査の申し出について ○議長(風間順一君) 日程第13、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。   各位のお手元にその写しが配付されておりますが、総務文教委員長並びに民生産業委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。両常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(風間順一君) 御異議なしと認めます。   よって、申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。                     ◇◇◇ ○議長(風間順一君) 暫時休憩いたします。午後 2時01分  休憩            午後 2時09分  開議 ○議長(風間順一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 △市長挨拶 ○議長(風間順一君) 市長より御挨拶がありますので、この際発言を許します。   谷井市長。               〔市長 谷井靖夫君 登壇〕 ◎市長(谷井靖夫君) 平成26年市議会第2回定例会を去る6月10日に招集し、追加議案を含めて12議案について御提案申し上げましたところ、全議案について御承認いただき、まことにありがとうございました。議員各位からいただきました御意見等につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えているところであります。   さて、平成26年度がスタートして間もなく3カ月となりますが、予定している事業につきましてはおおむね順調に進んでいるところであります。本年は、市制施行60周年、中越大震災から10年の節目の年であり、7月には県展小千谷展や日本フィル絃楽四重奏団による小千谷・杉並交流コンサート、8月にはおぢやまつりと、これからも市民の皆様と市制施行60周年をお祝いするとともに、震災復興支援に対する感謝の気持ちと助け合いの心を次世代につなぐ行事やイベントを多数計画しておりますので、ぜひ御参加いただければ幸いに存じます。   小千谷も梅雨入りとなりました。議員各位におかれましては、健康に十分に御留意いただき、ますます御活躍されますよう御祈念申し上げ、まことに簡単でありますが、御礼の挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。                     ◇◇◇ ○議長(風間順一君) 以上で今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。   これにて平成26年小千谷市議会第2回定例会を閉会いたします。 △午後2時12分閉会...